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受賞情報

湧井宣行講師(実務教育研究部門)が日本臨床腫瘍薬学会学術大会2015にて優秀演題賞を受賞しました

2015/04/15

日本臨床腫瘍薬学会学術大会2015 優秀演題賞を受賞して

実務教育研究部門 講師
湧井 宣行

 この度、日本臨床腫瘍薬学会 学術大会(2015年3月14–15日;京都)にて「日本臨床腫瘍薬学会学術大会2015 優秀演題賞」を受賞いたしました。このような栄誉ある賞をいただき大変嬉しく思っております。

 受賞の対象となった発表演題は、経口抗がん剤の調製時曝露を防止するための錠剤懸濁投与器具及び錠剤懸濁投与方法の開発です。以下に簡単に説明いたします。

 経口抗がん薬のエンドキサン® 錠(シクロホスファミド 以下、CPA)は、嚥下障害の患者に投与する場合、粉砕して投与されています。粉砕時に発がん性のあるCPAが大気中に飛散し、調製者が曝露する危険性があることから、その予防対策が求められております。

 そこでエンドキサン® 錠を代表とした、経口抗がん剤調製者への薬剤曝露を回避する新規薬剤懸濁法(錠剤懸濁投与器具及び錠剤懸濁投与方法)を開発しました。錠剤を閉鎖空間で粉砕できるよう、シリンジ(A)に錠剤粉砕用の突起物を取り付け、シリンジの注入口に三方活栓ともう一つのシリンジ(B)を連結させた器具を作成しました。この器具の使用により、エンドキサン®  錠はシリンジ内の閉鎖的空間で粉砕でき、更に、懸濁した薬液としてそのまま経管投与が可能となります。実際に調製者の口元付近に浮遊するCPAを捕集し、高感度分析機器により曝露評価を行った結果では、人体に影響のないレベルまで軽減することが確認されました。このことから、本研究で開発した錠剤懸濁器具及び錠剤懸濁投与方法は、調剤者にとって安全で、かつ簡便・安価な抗がん剤投与法となりえることが示唆されました。今後も、抗がん剤の曝露防止をテーマとした臨床に貢献出来る研究を遂行したいと考えております。

 本研究の遂行にあたりご支援を賜りました先生方に深く感謝いたします。

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