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薬剤学教室(教室・研究室案内)

スタッフ

教授
小幡 誉子

教室ホームページ

http://polaris.hoshi.ac.jp/kyoshitsu/yakuzai/index.htm

『薬物適用法の最適化を目指して』

 高度な創薬技術により生み出される新薬が、医療現場で役立つためには「剤形」が賦与されなければならない。しかしながら、薬物の物理化学的性質により、製剤化が容易でない薬物も少なくないのが現状である。たとえば、治療量の薬物を体内へと送達するためには、難溶性であることや難吸収性であることなどが大きな障害となって我々の前に立ちはだかるが、これらの問題を克服して初めて新薬が医薬品として患者のもとに届く。さらに、開発された製剤が、体内で溶出する速度や滞留する時間を予測することで、より効果の高い製剤開発が可能となる。

 薬剤学教室では、新剤形の設計プロセスを最適化するためにインシリコ予測技術の開発に精力的に取り組み、高機能製剤データベースの構築と製剤特性の予測や応答曲面法を利用した異形錠の最適設計、さらに錠剤内部構造の応力分布シミュレーションといった研究を展開している。

 また、薬物送達法のひとつである経皮吸収にもインシリコ予測技術を応用して、皮膚角層の構造解析と経皮吸収型製剤・化粧料開発への応用研究を行っている。この研究には、高輝度放射光を利用し、皮膚が生体を守る物理的障壁である角層細胞間脂質の構造解析を行い、製剤成分の影響により経皮吸収の律速段階である角層のラメラ構造が変化する様子を詳細に調べている。また、代表的な細胞間脂質の成分を含有する脂質微粒子体による脂質モデルを構築して、経皮吸収促進剤の作用機構に加えて、皮膚疾患治療薬開発にも役立てている。得られた知見をもとに、皮膚から脳への送達を中心としてあらたな経皮吸収型製剤の開発にも挑戦している。

  一方、分子イメージング技術を応用した製剤物性評価および新規製剤開発研究にもまた、インシリコ予測技術を応用し、MRIを用いた製剤中の水分子運動性の可視化および製剤特性への関与の検討や、医療現場で利用されている製剤の配合変化の機構解明などにも取り組んでいる。

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