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機能形態学研究室(教室・研究室案内)

スタッフ

教授
小林 恒雄
講師
松本 貴之
助教
田口 久美子

研究室ホームページ

http://polaris.hoshi.ac.jp/kyoshitsu/keitai/keitai.html

『血管機能の低下は、万病のもと』

ヒトは血管とともに老いると言われています。老いた血管は、異常な血管収縮を生じ、各臓器への血流低下から機能異常を誘発し、病気を引き起こすと考えられています。古くから血流の低下は病気を引き起こし、逆に血流を増加させると病気が治癒する、予防できると言われ続けています。日々の生活の中で、お風呂に入ったり、マッサージや手足を揉んだり、運動した後に、身体中に血液が行き渡り、各部位臓器が「元気になった!」と実感したことはありませんか?この様に血流を増加させ身体の臓器を活性化させることを日常的に行っていますが、これら「血流=臓器の機能」の方程式は、実験的にあまり証明されていません。 また、国民病化している糖尿病、肥満、高血圧などの疾患は、動脈硬化を惹起し、血管の閉塞、血栓が生成され、最終的に血流不全状態となります。これにより、種々の末梢臓器は機能不全となり、特に心筋細胞や脳細胞への極度な血流の低下(心筋梗塞、脳梗塞など)は、ヒトの生死に直結します。このことは、我が国における三大死因の第2位「心疾患」と第3位「脳血管疾患」は血管の異常から誘発されていることからも、各臓器への血管機能不全のメカニズム解明は急務とされています。
機能形態学研究室では約20年に渡り、糖尿病時の合併症である心血管障害の予防・治療にフォーカスして研究を進めており、様々な血管機能異常因子を明らかにしながら、数十種類の健康機能食品や新規治療薬を報告しました。特に血管は内膜、中膜、外膜の三層から構成されており、なかでも内膜(内皮細胞)は、血管平滑筋の収縮の調節や血栓の防止などに重要な役割を果たしており、内皮細胞の機能が障害されることによって血管拡張機能低下(血管収縮増加)や種々の疾患が誘発されることを明らかにしています。その内皮細胞の機能は種々の要因(活性酸素、LDL、アンギオテンシン、エンドセリン、インスリン、糖化最終産物など)によって、細胞シグナル伝達が障害されますが、このうち活性酸素が中心的な役割を果たしていることは、ほぼ間違いないところまで研究を進めています。

血管を正常化する薬物、更には病気への新規治療方法の開発を目指しています

当研究室では、これらのデータを発展させ、① 糖尿病や肥満、高血圧、老化によって誘発される異常因子と心血管機能障害 ② 血流低下によって誘発される臓器不全と様々な疾患について、病気と全身の血管機能の因果関係を解明しながら、血管を正常化する薬物、更には病気への新規治療方法の開発を目指しています。

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