本学の留学プログラムは、以下のように「実務型」と「研究型」の2つのタイプがあります。
どのプログラムでも、参加者が国際社会で広く活躍できるように国際感覚などを養える内容となっています。
(1) 海外実務研修 (実務型研修プログラム)
<内容>
薬剤師を目指す上での、実務的な研修を主軸としたプログラムです。
協定校で、現地の学生と交流を行いつつ、講義や医療機関で見学、研修を行い、海外の医療制度や薬剤師の職能等を学び、国際感覚を備えて世界で活躍できる薬剤師となるためのプログラム内容となっています。
プログラムの詳細や実際に留学した学生の体験談は、各プログラムのコンテンツを御覧ください。
<派遣先>
・RCSI University of Medicine and Health Sciences (アイルランド ダブリン)
・パシフィック大学 (米国 オレゴン州)
(2) 海外応用研修 (研究型研修プログラム)
<内容>
研究者を目指す上での、研究活動を主軸としたプログラムです。
協定校で、特定の研究室に所属し、様々な国籍や背景を有する学生と交流を行いながら共に研究活動を行うことで、国際感覚を備えて世界で活躍できる研究者となるためのプログラム内容となっています。
プログラムの詳細や実際に留学した学生の体験談は、各プログラムのコンテンツを御覧ください。
<派遣先>
・RCSI University of Medicine and Health Sciences (アイルランド ダブリン)
・チュラロンコーン大学 (タイ バンコク)
大学から渡航費用(航空券代等)を含む補助が一部出ますが、渡航費、宿泊・滞在費及び生活費等は自己負担となります。各プログラムにより行く国や地域が異なるので、生活費用は現地の物価にも左右されますし、参加者のライフスタイルにもよります。
また、各々で航空券を取得し、宿泊・滞在先も予約するので、それぞれ費用は異なり一概には言えませんが、過去に留学プログラムに参加した学生からの情報を記載しますので、参考にしてください。
海外実務研修に行った学生は、6週間で約40万円を要したということでした。
<内訳>
(1ユーロ:約160円換算。)
海外実務研修に行った学生は、約1か月で約46万円を要したとのことでした。
<内訳>
(1ドル:約150円換算。)
これはあくまでも参加した学生の一例であり、手配はすべて学生個人で行うので、各学生により要する費用に差があることを御了知おきください。
はい。チュラロンコーン大学(タイ)のように宿舎を手配できるところもありますが、原則として御自身でWebサイトを通じて予約していただくこととなります。パシフィック大学も学生寮があるとのことですが、キャンパスから距離が離れていることなどもあり、過去に参加した学生のフィードバックによると自分で見つけた方が満足度が高いという結果となりました。
以下のようなものが共通事項として挙げられます。
また、チュラロンコーン大学では現地の大学の受入研究室による選考があります。
書類及び面接(日本語・英語)による選考となります。プログラムの定員に対して、試験結果の点数の上位者から合格となります。なお、面接官の協議の結果、プログラムへの参加に相応しくないと判断された場合は、不合格となる場合があります。
どちらも、実務的な研修を主軸としたプログラムです。
医療機関等の施設訪問数では、パシフィック大学の方が多く、2023年度にパシフィック大学のプログラムに参加した学生は、医療機関等6か所(薬局4箇所、病院薬剤部1箇所、行政機関若しくは外郭団体1箇所)に施設訪問しました。一方で、RCSIでは学生は病院薬剤部の1箇所に施設訪問しました。
どちらのプログラムでも勿論、薬学に関する授業はありますが、RCSIでは研修期間中に現地の大学の講義である内分泌系の授業(「The Endocrine System : Hormones as Signals & Regulators」)に参加するので、講義主体のプログラムとなります。
どちらも、とても素晴らしいプログラムですが、迷った場合は、先輩方の体験レポートを読んで参考にしてみてください。
特に決まっていません。プログラム開始日に現地の集合場所に集まっていただき、プログラムが終了したら各自帰国するスタイルです。よって、少し早めに到着して現地に馴染んでも良いですしプログラムが終了したら、周辺国を周遊して帰国していただいても構いません。
ただし、帰国後に実務実習が控えている場合は、感染症対策で実習開始2週間前までには日本に帰国していることなどの条件がありますので、くれぐれも御注意ください。
以下の web サイトの「科目検索」から、正式な科目のシラバスを確認することができます。
留学プログラムの科目名は、以下の 2 つですので、入力して検索・確認ください。
・海外実務研修
・海外応用研修
その他、不明な点があれば、国際学術交流担当(gakusei@hoshi.ac.jp)まで連絡ください。
まず、どのプログラムに行きたいかによって、行く国や地域・大学が異なるので、それらの情報を収集することが大切です。大学によって学べる内容やスタイルが異なりますので、自分が何を目的とするかを明確にした上で、参加したいプログラムや国・地域を決定してください。
そして、どのプログラムでも英語でのコミュニケーションが必須となります。過去の参加者からのフィードバックでは、「思うように話せないことがあった。とっさに言葉が出てこないことがあった。もっと語学力を向上させる必要を感じた。」という意見もありましたので、双方向でコミュニケーションが取れるように、特にリスニング力とスピーキング力をしっかりと鍛えておくことが必要となります。 コミュニケーションが取れれば取れる程に、交流の機会を最大限に活かすことができますし、授業を受ける上でも現地で生活を送る上でも充実度は向上すると思います。ですので、早期から、現地の教員や学生と円滑にコミュニケーションを取れるように語学力を向上させておきましょう。なお、選考の面接試験でも英語面接があります。
加え、留学には短期でも航空券を含む渡航費用や滞在費用、現地での生活費用など費用がかかります。 過去の参加者が参加に要した費用も一例として掲載していますが、航空券や滞在費用は変動的なので、 十分な留学費用を準備しておくことが求められます。現地で旅行をしたりアクティビティをしたりする にも費用が発生しますので、しっかりと事前に準備しておきましょう。
また、タイのチュラロンコーン大学に行く場合は、入国時点では必須ではないものの、現地生活を送る 上で推奨される予防接種もありますので、以下の厚生労働省 検疫所の web サイトより、必要な予防接 種を事前に接種しておくことが望ましいです。
はい。すべての留学プログラム(海外実務研修・海外応用研修)で単位が設定されています。プログラムを所定の期間行い、必要な成果物を提出して貰うなどして、既定された成績を修めることで単位が認定されます。成績評価方法や単位数はプログラムごとに異なりますのでシラバスで御確認ください。
海外実務研修・海外応用研修は共に、短期滞在型のプログラムとなっています。よって、事前に計画的に授業の履修登録を行い、スケジュールに沿って科目を履修し単位を取得していけば、プログラムに参加をしても留年をしたり、授業に後れを取ったり不利益になることはありません。
5 年生で留学プログラムに参加する場合は、実務実習の時期が重なっていると参加できないプログラム もあることから、3・4 年次の実務実習の時期希望調査時に各留学プログラムへの参加希望の有無を伺い、それらを考慮して実務実習の時期を決定しています。
よって、留学プログラムへの参加希望がある場合は、実務実習の時期希望調査時に忘れずに、しっかりと参加の意思表示を行ってください。
まずは、御自身でインターネット等でPharm.D.について可能な限り調べてみてください。その上で、 具体的に何を知りたいか、現実的に取得が可能なプランやビジョンを描けるかという点を明確にしてください。本学にも米国の大学での勤務経験のある教員や国際学術交流協定校にもPharm.D.について詳しい教員がいるので、場合によっては案内することも可能です。
その場合は、国際学術交流担当(gakusei@hoshi.ac.jp)に、質問事項等をメールで連絡ください。
HP 等で情報を閲覧することができますが、その上で質問などがあれば、事前にメールで予約を取ってから、本館 1 階の教学系事務室にある学生支援部までお越しください。国際学術交流の担当者がプログ ラム等について口頭で詳しく説明させていただきます。
【相談の予約方法】
担当者の予定もありますので、事前に、学生支援部の国際学術交流担当(gakusei@hoshi.ac.jp)まで、相談を希望する日時、大まかな相談内容をメールで連絡の上、お越しください。
場合によっては、日時を調整させていただくこともありますので御了承ください。