生物制御科学研究室では、「微生物を生物資源とし、医薬品・香粧品・農薬の創製および生産、 天然由来医薬品や食品等への応用および効能や副作用の機序解明」に取り組んでおります。
主に真菌類(かび、キノコ)対象とした研究を行っています。 具体的な研究テーマは以下の通りです。
主に細菌(バクテリア)を対象とした研究を行っています。 具体的な研究テーマは以下の通りです。
理系大学で身に着けるべき重要なものの一つとして“科学的な思考法”があります。当研究室では、研究を通し、解決しないといけない問題が何かを明確にし、その解決方法を科学的論拠に基づいて考えだす能力(問題解決能力)の習得を第一に考えます。また、技術的な面では、無菌操作をはじめとする微生物取扱いの知識や技術、社会的に汎用されている化学成分の分離・分析(HPLC,LC-MS)および構造解析(NMR)に関する知識・技術、遺伝子操作およびタンパク精製に関する知識・技術等を習得することができます。
研究課題で使用する微生物の取り扱い、HPLC、LC-MS、NMRなどの分析機器に関する知識・技術、あるいは遺伝子操作および酵素に関する知識・技術等は、食品衛生・環境衛生に関わる行政機関(公務員)や企業では信頼性保証に関する業務(品質管理、製造管理等)などで役立ちます。