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2024.04.23

日本病院薬剤師会の武田泰生会長による講義について

 4月17日(水)日本病院薬剤師会会長の武田泰生先生をお招きし、薬学科4年の授業「医療人としての薬剤師」において、ご講義いただきました。テーマは、「薬剤師の軌跡と未来~病院薬剤師の魅力と求められる職能~」です。

 武田会長からは学生に向けて、以下のようなお話がありました。
 少子高齢化が医療においても大きな課題となるなかで、機能の異なる病院同士が分化・連携し、地域特性に合わせた医療体制を整える「地域医療構想」が進められています。薬剤師には、薬物治療の専門家として、最適な薬を安全かつ効果的に患者に提供することが求められています。これらを実現するためには、個々の能力に加え、地域でのシームレスな薬物治療管理が求められ、病院だけでなく、かかりつけ機能を持つ薬局などすべての薬剤師が連携をはかることが重要となります。医療DXや人工知能を活用して薬物治療管理を行う時代となり、求められる業務はさらに変化し、その変化に柔軟に対応できるのが薬剤師です。これからの医療を担う学生には、知識、技能、態度に加え、患者を中心とした医療・教育・研究のバランスのとれた薬剤師を目指してほしいと熱いメッセージを頂きました。

 本学では、医療の担い手として豊かな人間性と医療人としての高い倫理観を養うための教育を重要視しています。武田会長からのご講義は、学生にとって大変貴重な機会となりました。改めて日本病院薬剤師会会長武田泰生先生に御礼申し上げます。

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