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研究
2022.08.22

牛島俊和 学長 が研究チームの成果として超微量の突然変異の測定法を新規開発し、国際総合学術雑誌「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America(PNAS)」に掲載されました

星薬科大学 学長 牛島俊和 先生 と 国立がん研究センター中央病院 小児腫瘍科 小川千登世 先生らの研究チームにより行われた研究の成果として、超微量の突然変異の測定法を新規開発(抗がん剤治療後の正常に見える血液細胞での突然変異の増加を確認)し、国際総合学術雑誌「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America(PNAS)」に7月27日に掲載されました。

概要
正常に見える組織に蓄積した超低頻度の遺伝子の突然変異を正確に測定する方法を新規に開発し、小児肉腫患者の末梢血において、抗がん剤治療後に正常に見える血液細胞でも微量ながら遺伝子の突然変異が蓄積することを明らかにしました。
本研究で新規測定法が開発され、二次性白血病の発症機構と考えられる突然変異の蓄積が確認されたことにより、今後、二次性白血病が生じるリスクの予測や、抗がん剤治療後に突然変異が蓄積しにくい治療法の開発が期待されます。

プレス通知資料
超微量の突然変異の測定法を新規開発
抗がん剤治療後の正常に見える血液細胞での突然変異の増加を確認
~二次性がんが生じにくい治療法の開発や発がんリスク予測への応用を期待~

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