お知らせ

5月25日に東京都においても緊急事態宣言が解除されましたが、直ちにかつての生活環境に戻れるわけではありません。

本学では、前期の授業は5月7日からオンラインで開講しており、前期はすべてオンラインで実施する方針です。たとえ緊急事態宣言が解除されても、感染拡大防止という社会的要請に応えて、この方針は変わりませんし、前期試験についてもオンラインで行います。また、新型コロナウイルス感染症のワクチン、特効薬の開発に要する期間を考えると、新型コロナウイルス感染症との共生の中で、ある割合でオンライン授業は今後相当期間続けざるを得ないと考えています。

学生の皆様のなかには、パソコンの購入や、通信契約の見直しなどの講義視聴環境を整備する出費が必要なケースがあると思います。つきましては、その一助として、学部学生、大学院生（社会人学生は除く）に対し、支援奨学金として一人当たり一律５万円を給付することといたしました。給付の手続き他については別途郵送等にてご案内いたします。

新型コロナウイルス感染禍が長期化する中で、学生の皆様が学業を続けていくのに様々な支障が出てくることを懸念しています。私は本学学長として、学生の皆様が全員、学業を断念することなく、健康に修学を続けていくことを切に望みます。必要に応じて、国や公的機関の経済的支援制度、本学の支援制度などを活用して下さい。分かりにくい点があれば、遠慮なく学生支援部に相談してください。

学生の皆様には引き続き感染防止に努めてください。本学キャンパスでお会いできますことを、教職員一同、楽しみにしております。

2020年5月28日
星薬科大学
学長　中西友子