大切なお知らせ

本学学生、保護者の皆様へ

　新型コロナウイルスの感染拡大に伴う３回目の緊急事態宣言は、５月１１日までの期限でしたが、5月３１日まで延長されました。東京都内では、感染された方の中で検査対象者の70%強の人が感染力の強い変異ウイルスに感染していたことが確認されております。10代、20代といった若い世代にも感染が広がり、また保育園や大学の運動部の寮など、施設内で起きたクラスターによる新たな感染の確認が相次いでいます。

　このようなコロナ禍において、本学では新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、2021年度の前期授業について１、２年生は対面授業、3、４年生はオンライン授業としてスタート致しました。しかし３回目の緊急事態宣言の発出を受け、４月３０日より、すべての授業をオンライン授業に変更致しました。

　昨年度、学生の皆様のなかには、パソコンの購入や、通信契約の見直しなどの講義視聴環境を整備する出費が必要なケースがあると思い、その一助として、学部学生、大学院生（社会人学生は除く）に対し、支援奨学金として一人当たり一律５万円を給付致しました。
　今年度、本学に入学された皆様にも、同様にパソコンの購入や、通信契約の見直しなどの講義視聴環境を整備する出費が必要なケースがあると思われ、その一助として、学部新入生の皆様に対し、支援奨学金として一人当たり一律５万円を給付する事と致しました。給付の手続き他については後日、別途メール・STARTにてご案内いたします。

　新型コロナウイルス感染禍が長期化する中で、私は本学学長として、学生の皆様が全員、学業を断念することなく、健康に修学を続けていくことを切に望みます。必要に応じて、国や公的機関の経済的支援制度、本学の支援制度などを活用して下さい。分かりにくい点があれば、遠慮なく学生支援部に相談してください。

　学生の皆様には引き続き感染防止に努めてください。本学キャンパスでお会いできますことを、教職員一同、楽しみにしております。

2021年5月14日
星薬科大学
学長　中西友子