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【本学学生・職員の皆様へ】学長メッセージ「COVID-19 に対する対策の徹底」

2020/07/13

本学学生・職員の皆様へ

星薬科大学   
学長 中西 友子

東京都における新型コロナウイルスの感染者が連日200人を超えるというニュースを皆さんもお聞き及びと思います。全国的には、1日に373人の新規感染者が確認(厚労省7/11)されています。このような状況において、私たちは何をすべきか改めて考えて頂きたいと思います。

「手洗い、マスク着用、三密を避ける」を徹底してください。また、皆さんは自身の体調を観察し、発熱や風邪の諸症状があれば、無理をせずに自宅待機する、ということが自分自身を守るばかりでなく、周囲にうつすことを防ぐことにつながります。そのために講義や実習を欠席することになっても、それが皆さんの不利にならないように、大学としては努力していきます。

日本での感染が拡大する中で、日本での死者が少ないからと言って、新型コロナ肺炎を軽視する意見があります。確かに日本での感染者総計が21,129人、死者が982人(厚労省7/11)と発表されており、季節性インフルエンザで例年約1万人(超過死亡概念での推計)が亡くなられていることと考えると、大したことはないと誤解しかねません。

しかし、世界での感染状況を考えてください。WHOがパンデミック宣言をしたのは今年の3月12日、そのときの感染者数は12万名、死者数は4千名でした。パンデミック宣言の4ヵ月後の7月11日には、世界の感染者数は1200万人、死者数は56万人でした(WHO situation report 173)。しかも感染はますます拡大しており、欧州、南北アメリカでの感染は更に拡大し、アフリカでの感染拡大の兆候が見られます。アメリカ合衆国を例にとると、既に3百万人が感染(人口の1%)し、13万人が亡くなられていて、今なお、1日に6万人の新規感染者、8百人の死者が出ています。この状況がそのまま日本にやってきても不思議ではありません。新型コロナウイルスの危機に、我々は直面していることを忘れてはなりません。

 本学は薬科大学として、医療機関に人材を送り出す学校です。皆さんにはその自覚と矜持をもって健康に注意し、感染防止のために万全を期していただきたいと思います。

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