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認定薬剤師研修
日本くすりと食品機能フォーラム
星薬科大学 薬剤師生涯学習支援室では、現在、NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議にご協力いただいて、大手企業の研究者による科学的エビデンスに基づいた機能性食品等に関する講座を展開しております。
NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議とは?
バイオインダストリー振興に関する事業を行うことにより、人々の健康維持・増進を図り、環境保護を図り、社会課題を解決し、バイオイノベーションにより、快適で活力のある社会作りを達成する。
バイオコミュニティ関西の事務局としても、バイオ戦略に基づき、関西を拠点にバイオ分野における究極のエコシステムを目指して活動している。
患者さんから、機能性食品についてよく聞かれるけど、十分に説明できていない。
- 機能性食品の現在のルール(Ex: トクホとは?機能性表示食品とは?)
- 機能性食品の開発の背景
機能性食品に関して、体系的に学べる方法はないのかな?
世の中で認知度が高い機能性食品に関する情報を手に入れたいな。
「日本くすりと食品機能フォーラム」企画立案の背景
セルフメディケーションの行き過ぎ
- 生活者の自己責任の下であればなんでもありという状況である。
- テレビ、新聞、インターネット等の媒体で無責任な情報発信 が行われている。
機能性を表示できる食品の急増と課題
- 機能性表示食品制度のスタート(2015年4月1日~)により、トクホ・栄養機能食品と合わせて機能性を表示することができる食品アイテム数が急増した。
- 一般消費者には、機能性を表示できる食品の正確な判別が難しくなった。
医療現場の専門家の機能性食品に関する知識・情報は少ない
- 医師・薬剤師は、機能性食品に関する学習機会が少なかったため、生活者(患者、家族etc.)から相談を受けても説明することが難しい。
- かかりつけ薬剤師・薬局機能に加え、健康サポート薬局(健康サポート機能:市販薬や健康食品に関することはもちろん、介護や食事・栄養摂取に関することまで気軽に相談できる薬局)が2016年にスタートした。
薬剤師が専門職として、機能性食品に関する正しい知識・情報を身につける必要がある。
受講者の声
- トクホと機能性表示食品の概念を再確認することができた。
- 保健機能食品のメカニズムを知ることができたので、今後仕事で自信を持ってアドバイスができる。
- 疾病の予防や予知などに関する知識を身に付けて、健康維持疾病予防に強く関与することができる薬剤師になりたい。
- 機能性表示食品に関する知識の習得、特に薬剤師として安全管理に貢献できるように不得意な分野に対しても積極的に研鑽していきたい。

| 講師 | 演題 | 概要 |
|---|---|---|
| 株式会社ニッピバイオマトリックス研究所 小山 洋一 |
コラーゲンペプチドの製品 ~エビデンスと作用メカニズム~ |
コラーゲンを食品として摂取すると身体の様々な機能が改善されることがヒト試験でも確認されている。コラーゲンはアミノ酸の組成と配列が他の蛋白質とは全く異なっており、これがコラーゲンの作用メカニズムに関わっていると考えられる。 |
| 松谷化学工業株式会社 北川 真知子 |
機能性素材:水溶性食物繊維 難消化性デキストリン |
トクホなどで利用されている水溶性食物繊維の難消化性デキストリンが有する、食後の血糖および中性脂肪の上昇抑制作用や継続摂取による血清脂質低下や体脂肪低減作用、整腸作用、ミネラル吸収促進作用など多くの生理機能について紹介する。 |
| 雪印メグミルク株式会社 冠木 敏秀 |
内臓脂肪を低減するガセリ菌SP株 ~機能性表示食品としての事例~ |
ガセリ菌SP株は、優れた人工消化液耐性を有し、ヒト臨床試験で摂取後90日まで検出される例が確認されているプロバイオティクス乳酸菌である。本講座では、ガセリ菌SP株の機能性である内臓脂肪蓄積抑制効果等について紹介する。 |
| 味の素株式会社 佐藤 斉 |
アミノ酸の機能性について ~睡眠の質を改善するサプリメントを中心に~ |
国民の5人に1人は不眠と報告されており、不眠はうつ病や生活習慣病への関与も報告されている。本講義では、睡眠と健康との関係並びに、アミノ酸(グリシン)の睡眠への影響について、科学的根拠に基づく説明を行う。 |
| サントリー食品インターナショナル株式会社 寺本 貴則 |
特定保健用食品『黒烏龍茶』の開発 | 「黒烏龍茶」の機能性成分として、8種類のカテキンモノマー類が主に2~5量体として重合したウーロン茶重合ポリフェノール(OTPP)が含有されている。本講義では、トクホ「黒烏龍茶」の開発背景やOTPPの脂肪吸収抑制作用等について紹介する。 |
| 太陽化学株式会社 安川 然太 |
水溶性食物繊維の機能性と医療分野での実施例 | 腸内環境を整えることは健康に重要と考えられている。水溶性食物繊維であるグアーガム分解物は、コレステロール脂質や耐糖能、および下痢や便秘改善などのプレバイオティクス効果を有する。講演では“オムツゼロ”の取り組みや、機能性表示食品の関与成分として利用された例を紹介する。 |
| 味の素株式会社 梶原 賢太 |
アミノ酸の機能性 ~ ロイシン高配合必須アミノ酸と機能性表示食品 ~ |
人生100年時代において、健康寿命延伸に向けて運動器障害(ロコモ)対策は重要である。運動器の健康に役立つアミノ酸の機能研究について紹介するとともに機能性表示食品制度を活用した消費者とのコミュニケーションについても解説する。 |
| 太陽化学株式会社 小関 誠 |
緑茶成分と機能性 ~ テアニンと茶カテキンを中心として ~ |
機能性表示食品の制度が2014年4月に施行された。当社では食品機能性素材について古くから研究しており、ヒトを対象とした研究も行っている。カテキン、テアニンについて機能性表示食品に対するデータや取組み等を紹介する。 |
| 雪印メグミルク株式会社 瀬戸 泰幸 |
骨密度を高める働きのあるMBP® ~ 特定保健用食品としての事例 ~ |
牛乳から得られる塩基性タンパク質複合体のMBP®は、破骨細胞に作用して骨吸収を抑制し、骨芽細胞を増加させて骨形成を促進することが示された。本講座では、骨密度を高めるMBP®を含有した特定保健用食品の開発経緯や有効性・安全性等について紹介する。 |
| サントリー食品インターナショナル株式会社 寺本 貴則 |
食品の機能性 いわゆる健康食品の機能性研究 ~たんぱく質の重要性と、スケソウダラの速筋タンパク質の筋肉増強効果~ |
腸内環境を整えることは健康に重要と考えられている。水溶性食物繊維であるグアーガム分解物は、コレステロール脂質や耐糖能、および下痢や便秘改善などのプレバイオティクス効果を有する。講演では“オムツゼロ”の取り組みや、機能性表示食品の関与成分として利用された例を紹介する。 |
| 不二製油株式会社 河野 光登 |
大豆タンパク質のさらなる可能性 | 大豆タンパク質の、中高年の過栄養に伴うメタボ(腎機能を含む)や高齢者の低栄養によるフレイルに対する「ヒトの健康増進への貢献」と、その効率的な生産性による「地球環境への貢献」について解説する。 |
| 日本水産株式会社 中島 秀司 |
EPAの機能性 ~知っておきたい「抗炎症機能」も含めて~ |
60年代にイヌイットの疫学調査で注目されその後医薬品にまでなったEPAについて血液・血管を中心にその作用を抗炎症性を含む多面的な機能から解説する。指標となるEPA/AA比、DHAとの違い、一般の人に答えるQ&Aも紹介する。 |
| 松谷化学工業株式会社 山田 貴子 |
希少糖の特性と機能 | 希少糖は、国際希少糖学会で「自然界にその存在量が少ない単糖とその誘導体」として定義されている。本講座では、希少糖の特性や機能に関する説明および希少糖含有シロップの特性や機能性表示食品としての開発、食品への応用などについて説明している。 |
| 太陽化学株式会社 安部 綾 |
水溶性食物繊維グアーガム酵素分解物の機能性 | 機能性食品に関する制度や現状について概説し、機能性表示食品の実際の届出事例として、水溶性食物繊維グアーガム酵素分解物の腸内環境・便秘・軟便改善、血糖値上昇抑制作用の届出に向けた取り組みをご紹介します。 |
| 味の素株式会社 梶原 賢太 |
労感軽減アミノ酸を利用した機能性表示食品について | ストレス社会において、精神の健康を維持することは重要である。脳の疲労の改善に役立つアミノ酸であるヒスチジンの機能研究および認知機能の維持に役立つアミノ酸の機能研究についても紹介する。あわせて機能性表示食品の活用法についても解説する。 |
| 森永乳業株式会社 小田巻 俊孝 |
ヒトにすんでいるビフィズス菌種の可能性 | ビフィズス菌は健康維持をするうえで有用な細菌であると考えられているが、100種類近くの菌種が存在し性質がそれぞれ異なる。本講義では分類学・腸内細菌研究・機能性の3視点からヒトと1500万年以上共に進化の過程を歩んできたとされるヒト腸内にすんでいるビフィズス菌種の可能性について紹介する。 |
| 日本水産株式会社 内田 健志 |
食品の機能性 いわゆる健康食品の機能性研究 ~たんぱく質の重要性と、スケソウダラの速筋タンパク質の筋肉増強効果~ | 保健機能食品の制度と、いわゆる健康食品における素材の機能性表現を用いたマーケティング戦略について、スケソウダラの速筋タンパクの実例を用いて、実際のエビデンスとともにご紹介いたします。 |
| 株式会社カネカ 藤井 健志 |
還元型コエンザイムQ10の生理作用 | 本講座では、還元型コエンザイムQ10の生理作用(ミトコンドリア機能賦活)や脳機能との係りを概説し、地域住民を対象とした長期摂取試験による認知機能に対する効果を纏めた。 |
| 味の素AGF株式会社 熊王 俊男 |
機能性食品の開発と製品化 ~コーヒー由来マンノオリゴ糖~ |
健康食品に関する法令および制度について概説するとともに、機能性素材であるコーヒー豆から抽出されるマンノオリゴ糖について、特性および整腸作用、体脂肪低減作用などの機能性についてデータとともに紹介する。 |
| 不二製油株式会社 米元 博子 |
大豆食品の健康機能とPBF市場での 新たな可能性について |
食と健康の関わりとして、保健機能食品と大豆素材の健康機能について説明し、後半は、地球の健康に関連するPBF市場の概況と新しい大豆の価値やPBFに用いる大豆ミート素材について使い方を交えて説明する。 |
| 森永乳業株式会社 瀬戸 菜実子 |
大人のための粉ミルク | 「大人のための粉ミルク」誕生までの道のりを通じ、関連する法規や各種エビデンス、大人の健康課題について学びます。「大人のための」とは?栄養、免疫の観点から、一杯のミルクに込められた想いをご紹介します。 |
| 森永乳業株式会社 宮川桃子 |
からだを中から強くするラクトフェリンの機能性 | ラクトフェリンの概要や森永乳業の研究と応用について、導入部分でご紹介し、基礎研究や臨床研究データを具体的にお示ししながらラクトフェリンの多彩な生理機能についてご紹介します。 |
| 森永乳業株式会社 守田俊介 |
乳たんぱく質の高齢者向け食品における有用性 | 高齢化に伴い、筋肉量や筋力が低下している高齢者が増えています。筋肉の維持には、日常の食事が重要になります。高齢者が筋肉量を増やすために、効果的なたんぱく質摂取方法についての知見をご紹介します。 |
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