今年度も実務型研修プログラムの「海外実務研修」を実施し、無事に学生がプログラムを修了することができました。
本学の「海外実務研修」では、パシフィック大学 (米国 オレゴン州)と RCSI University of Medicine and Health Sciences (アイルランド ダブリン)の 2 つの国際学術協定校にて、 現地の医療機関での見学・研修や現地の協定校での授業に参加することで、日本と異なる医療制度を有する海外での薬剤師の職能や医療機関のシステム・医療制度等を学んでくることができます。
今回、プログラムを修了した学生には学習成果を発表するプレゼンテーションを英語で行って貰いました。皆さん、自分たちが学んできた内容を一生懸命に発表し、活発な質疑応答も行われ、学びが多い報告会となりました。
特に、RCSI University of Medicine and Health Sciencesに留学した学生に「何が一番印象的でした?」との質問に対して「ダブリンでは、日常生活の中で、学生同士でも政治やLGBTなどについて普通に話しており、日本ではそういったことには中々遭遇しないので、印象的でした。そういった話題について日頃から議論することはより良い社会を形成する上で大切だと思います。」との回答があり、文化差に基づく貴重な経験を得ることで国際感覚を養う機会になったようでした。
留学生は、今回の留学を通じて、それぞれ新しい気づきや目標などを得ることができたようなので、是非、今後にこの経験を活かして行っていただければと思います。