薬学部
■平成30年度以降「3つのポリシー」
■平成29年度以前「3つのポリシー」
大学院薬学研究科
薬学部
平成30年度以降薬学科3つのポリシー
薬学科3つのポリシーの基本方針
本学の創立者・星一の「世界に奉仕する人材」の教えを理解し、健康、医療、福祉に強い関心を持ち、世界を意識した幅広い視野を有する薬剤師の育成を目指すという方針の下、3つのポリシーを設定する。
1.ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
薬学科は6年以上在学し、薬学科3つのポリシーの基本方針の下に「臨床の場において高い倫理観と高度な専門性を発揮できる薬剤師の養成」という本学科の教育目的を達成するために編成された授業科目を履修し、次に掲げる5つの能力を身に付け、所定の単位を修得した学生に対して卒業を認定し、学士(薬学)の学位を授与する。
- 見識ある医療人としての豊かな人間性・高い責任感・倫理観や幅広い視野・患者本位の視点・薬剤師としての心構えを有する。
- 高度化、専門化する医療に対応できる薬学の基礎知識と専門知識を有する。
- 科学的・論理的な思考能力を基礎として、問題を構造化し、解決する能力を有する。
- チーム医療や地域医療において、薬の専門家として活躍するために必要な臨床現場での実践的な技能とコミュニケーション能力を有する。
- グローバル化に対応した国際感覚や語学力を有する。
2.カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
薬学科3つのポリシーの基本方針の下に設定したディプロマ・ポリシーに掲げた能力を身に付けるために、必要な知識・技術・態度の修得を目指して授業を配置し、次のように教育課程を編成し、実施する。
なお、各授業科目では、シラバスにより到達目標・受講心得・学修内容・評価方法等を示し、教育を実施する。
- 見識ある医療人としての豊かな人間性・高い倫理観や幅広い視野を備えた薬剤師を育成するために、全学年を通じて薬学教養教育科目を配置する。
- 高度化、専門化する医療に対応できる薬剤師を育成するために、低年次では物理、化学及び生物を基盤とする薬学基礎教育科目を配置し、高年次では医療薬学を中心とした薬学専門教育科目を配置する。
- 科学的・論理的な思考能力を基礎として、問題を構造化し、解決する能力を備えた薬剤師を育成するために、低年次から研究能力を培う薬学基礎教育科目と実習科目を配置する。
- チーム医療や地域医療において、薬の専門家として活躍できる薬剤師を育成するために、臨床現場で必要な実践的な技能とコミュニケーション能力を修得する演習・実習科目を配置する。
- グローバル化に対応した国際感覚や言語力を有する「世界に奉仕する薬剤師」を育成するために、全学年を通じて語学能力を培う薬学教養教育科目を配置する。
3. アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
薬学科3つのポリシーの基本方針の下に「臨床の場において高い倫理観と高度な専門性を発揮できる薬剤師の養成」という教育目的を実現するために、入学試験において数学や理科等の基礎学力、科学的思考力及び語学力を評価する。また、医療人となるのにふさわしい資質として、豊かな人間性、倫理観、コミュニケーション力、行動力を重視して入学者を選抜する。
求める学生像(資質・能力)
- 医療人になるのにふさわしい、倫理観を有し、協調性や思いやりを有する。
- 薬学に必要とされる知識、技能を修得するのに必要な、数学、物理、化学、生物に対する基礎学力を有し、かつ科学的に問題解決する姿勢、思考力を有する。
- 医療、健康に対する深い関心や問題意識を正しく持ち、薬剤師として社会に貢献したいという強い意欲を有する。
- 医療における問題や環境に実践的関心を示し、十分なコミュニケーション能力を有する。
- グローバル化した世界の医療分野で活躍していくのに必要な語学力を有する。
平成30年度以降創薬科学科3つのポリシー
創薬科学科3つのポリシーの基本方針
教育者であるとともに起業家であった本学の創立者・星一の精神を根幹とし、研究者、技術者そして起業家としての探求心、独創性、問題解決能力を有し、生命・健康を科学する人材の育成を目指すという方針の下、3つのポリシーを設定する。
1.ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
創薬科学科は4年以上在学し、創薬科学科3つのポリシーの基本方針の下に「薬学の基礎として生命・健康を科学し、創薬研究・開発に携わる人材の育成」という本学科の教育目的を達成するために編成された授業科目を履修し、次に掲げる6つの能力を身に付け、所定の単位を修得した学生に対して卒業を認定し、学士(薬科学)の学位を授与する。
- 医療を含む生命科学領域に関わるための広い教養を身に付け、生命や健康に対する高い倫理観を身に付けている。
- 医薬品や機能性素材などの創製に必要となる基礎知識と高度な専門知識と技術を身に付けている。
- 医療を含む生命科学領域で活躍するために必要となるコミュニケーション能力並びにプレゼンテーション能力を身に付けている。
- 人々の健康に携わり、広く社会に貢献しうる人材に必要な技能や態度を身に付けている。
- 人を支援する専門的でかつ協働的な実践力を身に付け、人々の健康と福祉の向上に貢献できる起業家となり得る能力を身に付けている。
- 自ら設定した研究課題に対して、適切な手法を選択し、解決に導く方法を身に付けている。
2.カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
創薬科学科3つのポリシーの基本方針の下に設定したディプロマ・ポリシーに掲げた能力を身に付けるために、必要な知識・技術・態度の修得を目指して授業を配置し、次のように教育課程を編成し、実施する。
なお、各授業科目では、シラバスにより到達目標・受講心得・学修内容・評価方法等を示し、教育を実施する。
- 生命や健康に対する高い倫理観を備えた人材を育成するために、自然科学・人文科学・社会科学の各分野の教養教育科目を配置する。
- 医薬品や機能性素材などの創製を実現しうる人材を育成するために、低年次では生命科学に関する基礎的な科学知識を培う基礎教育科目を配置し、高年次では生命科学に関する高度な専門知識を修得する専門教育科目を配置する。
- 医療を含む生命科学領域でグローバルに活躍しうる人材に必要となる語学力・コミュニケーション能力並びにプレゼンテーション能力を培う教育科目を配置する。
- 人々の健康に携わり、広く社会に貢献する技能や態度を有する人材を育成するために医薬品や生命科学領域に関する講義・演習・実習科目を配置する。
- 人々の健康と福祉の向上に貢献しうる起業家としての能力を養うために必要な教養教育科目及び専門教育科目を配置する。
- 自ら設定した研究課題を解決に導く能力を養うために、問題を構造化し、解決する能力を習得できる教養教育科目及び専門教育科目を配置する。
3. アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
創薬科学科3つのポリシーの基本方針の下に「薬学の基礎として生命・健康を科学し、創薬研究・開発に携わる人材の育成」という教育目的を実現するために、入学試験において自然科学系分野の科目に対して一定以上の基礎学力を有していること、海外文献を読みこなしたり、外国語によるコミュニケーション・スキルも必要不可欠であることから、英語力を有していることを重視して入学者を選抜する。
求める学生像(資質・能力)
- 人々の健康を守ることを通じて社会に貢献しようとする志を有する。
- 数学や理系科目における基礎学力を有し、より高度な専門知識を身に付けようという強い意欲を有する。
- 論理的に思考・判断する力を持ち、かつ科学的に問題解決する姿勢を有する。
- 自立心旺盛で勉学と研究意欲に溢れ、先端医療を支える生命科学を積極的に学ぶ姿勢を有する。
- 将来、わが国のみでなく国際的に活躍しようとする意欲と語学力を有する。
平成29年度以前3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
☆平成27年度1年生からカリキュラムを変更にともない、
「ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)」が変更となっています。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)~平成27年度以降の入学者
【薬学科】
「薬学科」にあっては6年以上在学し、本学の「カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)」に基づいて設定した授業科目を受講し、卒業に必要な単位数(「薬学科」は188単位以上)を履修した者に対して、臨床現場で必要な倫理観を有し、薬学領域における幅広い知識と専門性を修得したことにより、薬学の発展の一翼を担う能力を有しているものと認定し、「学士(薬学)」の学位を授与します。
【創薬科学科】
「創薬科学科」にあっては4年以上在学し、本学の「カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)」に基づいて設定した授業科目を受講し、卒業に必要な単位数(「創薬科学科」は128単位以上)を履修した者に対し、創薬科学における幅広い知識と専門性を修得したことにより、様々な分野で必要となる基本知識・技能及び研究態度を有しているものと認定し、「学士(薬科学)」の学位を授与します。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)~平成26年度以前の入学者
【薬学科】
「薬学科」にあっては6年以上在学し、本学の「カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)」に基づいて設定した授業科目を受講し、卒業に必要な単位数(「薬学科」は188単位以上)を履修した者に対し、卒業を認定し、卒業決定者には「学士(薬学)」の学位を授与します。
なお、学位授与の判定にあたっては、以下のことも考慮します。
- 修得した知識・技能により社会に貢献できる能力を有していること。
- 大学卒業者にふさわしい態度・倫理観・責任感を有していること。
【創薬科学科】
「創薬科学科」にあっては4年以上在学し、本学の「カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)」に基づいて設定した授業科目を受講し、卒業に必要な単位数(「創薬科学科」は128単位以上)を履修した者に対し、卒業を認定し、卒業決定者には「学士(薬科学)」の学位を授与します。
なお、学位授与の判定にあたっては、以下のことも考慮します。
- 修得した知識・技能により社会に貢献できる能力を有していること。
- 大学卒業者にふさわしい態度・倫理観・責任感を有していること。
カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)
☆平成27年度1年生からカリキュラムを変更しましたので、
「カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)」が変更となっています。
カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)~平成27年度以降の入学者
【薬学科】
本学では、「薬学科」(6年制)の教育目的である「臨床の場において高い倫理観と高度な専門性を発揮できる薬剤師の養成」を実現するために、次のような方針でカリキュラムを編成し、実施しています。
- 見識ある医療人としての豊かな人間性や高い倫理観を備えた薬剤師を育成するために、全学年を通じて薬学教養教育科目を配置します。
- 高度化、専門化する医療に対応できる薬剤師を育成するために、低年次では物理、化学及び生物を基盤とする薬学基礎教育科目を配置し、高年次では医療薬学を中心とした薬学専門教育科目を配置します。
- 科学的・論理的な思考能力を基礎として、問題を構造化し、解決する能力を備えた薬剤師を育成するために、低年次から研究能力を培う薬学基礎教育科目と実習科目を配置します。
- チーム医療や地域医療において、薬の専門家として活躍できる薬剤師を育成するために、臨床現場で必要な実践的な技能とコミュニケーション能力を修得する演習・実習科目を配置します。
- グローバル化に対応した国際感覚や言語力を有する「世界に奉仕する薬剤師」を育成するために、全学年を通じて語学能力を培う薬学教養教育科目を配置します。
【創薬科学科】
本学では、「創薬科学科」(4年制)の教育目的である「薬学を基礎として生命・健康を科学し、創薬研究・開発に携わる人材の育成」を実現するために、次のような方針でカリキュラムを編成し、実施しています。
- 見識ある医療人としての豊かな人間性や高い倫理観を備えた薬学研究・開発に携わる人材を育成するために、全学年を通じて薬学教養教育科目を配置します。
- 高度化、専門化する医療に対応できる薬学研究・開発に携わる人材を育成するために、低年次では物理、化学及び生物を基盤とする薬学基礎教育科目を配置し、高年次では医療薬学を中心とした薬学専門教育科目を配置します。
- 科学的・論理的な思考能力を基礎として、問題を構造化し、解決する能力を備えた薬学研究・開発に携わる人材を育成するために、低年次から研究能力を培う薬学基礎教育科目と実習科目を配置します。
- グローバル化に対応した国際感覚や言語力を有する「世界に奉仕する薬学人」を育成するために、全学年を通じて語学能力を培う薬学教養教育科目を配置します。
カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)~平成26年度以前の入学者
【薬学科】
本学薬学部では、「薬学科」(6年制)の目的である「臨床の場において高い倫理観と高度な専門性を発揮できる薬剤師の養成」を実現するために、次のような方針でカリキュラムを編成し、実施しています。
- 薬学の基礎科目を重視するとともに、幅広い視野を育成するよう教養科目を配置する。
- 専門知識ならびに技能を高めるよう講義および実習を配置する。
- コミュニケーション・スキルの習得ならびに充実を図る科目を配置する。
- 豊かな人間性をもった医療人としての倫理観の養成を図る科目を配置する。
- 問題解決能力の醸成を図る科目を配置する。
【創薬科学科】
本学薬学部では、「創薬科学科」(4年制)の目的である「薬学を基礎として生命・健康を科学し、創薬研究・開発に携わる人材の育成」を実現するために、次のような方針でカリキュラムを編成し、実施しています。
- 薬学の基礎科目を重視するとともに、幅広い視野を育成するよう教養科目を配置する。
- 専門知識ならびに技能を高めるよう講義および実習を配置する。
- コミュニケーション・スキルの習得ならびに充実を図る科目を配置する。
- 豊かな人間性をもった医療人としての倫理観の養成を図る科目を配置する。
- 問題解決能力の醸成を図る科目を配置する。
アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)
本学の教育理念は、創立者 星一(ほしはじめ)の建学の精神に基づき、「本学は世界に奉仕する人材育成の揺籃である」と定められています。この理念に基づき「薬学科」(6年制)は、「臨床の場において高い倫理観と高度な専門性を発揮できる薬剤師の養成」を、また、「創薬科学科」(4年制)は、「薬学を基礎として生命・健康を科学し、創薬研究・開発に携わる人材の育成」を目的としていますが、いずれの学科においても、薬学を総合的に学ぶためには幅広い視野と知識が求められます。また、海外文献を読みこなしたり、外国語によるコミュニケーション・スキルの習得も必要不可欠であり、高等学校時代に特に自然科学系分野の科目と外国語をしっかりと学習しておくことが薬学部での充実した学習の実現につながります。
本学では、入学志願者の能力・適性等を多面的に判定するために複数の選抜制度を設けており、将来、薬学の様々な分野においてリーダーシップを発揮できる意欲的な学生を受け入れることを目指しています。