岩手医科大学医歯薬総合研究所、東京大学、東北大学、千葉大学、星薬科大学、株式会社CompleCureからなる共同研究グループは、HER2標的抗体ミメティクス結合薬(AMDC)とATR阻害剤を組み合わせた新しい分子標的治療戦略を開発し、HER2陽性乳がんマウスモデルにおいて100日以上にわたる完全腫瘍退縮を達成しました。
本研究成果は、2026年7月6日に国際学術誌Cancer Medicineにオンライン掲載されました。
【発表のポイント】
●独自に開発した抗体ミメティクス結合薬(AMDC)とATR阻害剤を組み合わせることで、HER2陽性乳がんモデルにおいて100日以上の完全腫瘍退縮を達成しました。
●ATR阻害剤との併用により、がん細胞のDNA修復機能を抑え、がん細胞を効率よく死滅させる新たな作用機序を明らかにしました。
●本研究は、AMDCとDNA損傷応答(DDR)阻害剤を組み合わせた新しい分子標的治療法の有効性を示す初めての非臨床的な実証(Proof of Concept)であり、今後、他のがんを対象としたAMDC治療への展開も期待されます。
星薬科大学からは山下雄史准教授(薬品物理化学研究室)、杉山暁講師(医療薬学研究室)が共同研究グループに参加しています。
詳細は、岩手医科大学医歯薬総合研究所のプレスリリース本文をご確認ください。
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