本学と国際学術交流協定を締結しているアイルランドのRCSI University of Medicine and Health SciencesからWaddington名誉教授が本学に来校され、大学院生と学部生に講義を行ってくださいました。
大学院生対象の講義では、「統合失調症に対する遺伝子や環境の関与」について、御自身の研究成果に基づいた講義をしてくださいました。
また、薬学部3年生対象の講義では、「統合失調症の病態とその治療」や「うつ病・双極性障害の病態とその治療」について、分かりやすく講義していただきました。
講義の最中には、先生自らが教室内を回りながら学生へアドバイスをし、質問にも回答されており、学生にとっても非常に貴重な機会となり、学びが多い時間となりました。
参加した学生は皆、Waddington先生の授業を非常に熱心に聞いており、質疑応答の時間には、学生からの高い興味関心に基づく洞察に富んだ質問がなされ、それに対して先生が相手の目線に立って親切に回答されている姿がとても印象的でした。
このように本学では、建学の精神である「世界に奉仕する人材育成の揺籃」を体現すべく、国境の垣根を越えて海外の研究者による講義や指導等も行うなどインターナショナルな教育機会を設けると同時に、学内におけるグローバル化を引き続き推進していく所存です。
【参考:RCSI University of Medicine and Health Sciences HP】